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金沢すごろく

著者 金沢学院大芸術学部
出版社
出版年月 2016年12月
ISBNコード
税込価格 1,080円

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金沢学院大芸術学部2年の竹田彩香さん(19)は、市中心部の名所を取り上げた「金沢すごろく」を制作した。兼六園や金沢城公園、金沢三文豪の記念館などのマスには施設のイラストに加え、竹田さんが現地で取材した施設の紹介文を方言を交えて添えた。年末年始に楽しんでほしいと、22日に金沢をはじめ県内3市1町の一部書店で発売される。

 すごろくはA4判を横に3枚並べたサイズで、金沢駅をスタートし、近江町市場や尾山神社、四高記念館などを巡る。59マス目のひがし茶屋街がゴールとなる。組み立て式のコマとルーレットの台紙も同封している。

 取り上げた名所は15カ所で、名所のマスには写真を基に竹田さんがパソコンソフトで描いたイラストを付け、通常のマスには梅鉢紋のデザインを取り入れた。

 紹介文は竹田さんが15カ所全てを訪れ、職員らに聞き取りした内容を盛り込んだ。しいのき迎賓館では「樹齢約300年『堂形のシイノキ』がシンボル」、長町武家屋敷のマスでは「武士や奥方の気分になっての散策は楽しーじぃ」など各所の風情が感じ取れるように工夫した。

 すごろくは書店を経営するうつのみやが昨年、金沢文化を楽しめるグッズをつくりたいと同大の棒田邦夫教授に話を持ち掛けた。棒田教授は1年生の授業ですごろくを作成させ、中でも優れていた竹田さんの案を基に、今年3月から市販用の制作を始めた。

 竹田さんは「すごろくを通して家族や友達と金沢の魅力を感じてほしい。観光のお土産として買っていただいてもうれしい」と話した。

 金沢すごろくは金沢、野々市、小松各市と内灘町のうつのみや書店7店舗で、1部千円で販売される。

北國新聞社:12/21(水) 掲載