学生デザイン、年賀状いかが 金沢学院大生が12種類 県内書店で発売
学生デザイン、年賀状いかが 金沢学院大生が12種類 県内書店で発売
北國新聞 2019/12/18 01:17
金沢学院大芸術学部2、4年生4人がデザインした2020年用のオリジナル年賀はがきが、17日までに石川県内の一部書店で発売された。加賀人形や金沢城などを描いた12種類を用意した。学生は「受け取った人に金沢の魅力を感じてほしい」と、令和最初の年賀状としてPRしている。
年賀はがきのデザインは、棒田邦夫特任教授の指導のもと、学生によるベンチャー企業「リンクコネクト」の鋤田瑞生さん、出村菜苗さん、向渚紗さん(以上2年)、能登由佳さん(4年)が考案した。
16種類の案を用意し、10月に書店「うつのみや金沢香林坊店」で実施した投票で上位に入った8種類を商品化した。残りの4種類は、昨年人気が高かった図柄を再び採用した。製作には印章や印刷を手掛ける「キタジ」(広坂1丁目)が協力した。
学生デザインのはがきは今回が3年目で、金沢らしい図柄が毎年好評を得ている。ひがし茶屋街や梅鉢紋を描いた鋤田さんは「県外の人が抱く金沢のイメージや、趣深さを表現した。自分の考えたはがきが店頭に並んでうれしい」と喜んだ。
加賀鳶(とび)を演じるネコを描いた向さんは、年代問わず使える図柄を意識したとし「最近は年賀状を出していないので、自分でも送ってみたい」と話した。年賀はがきは金沢、野々市、小松のうつのみや書店6店舗で販売している。4枚入りで、税別570円。
【取り扱い書店】
①うつのみや金沢香林坊店
②うつのみや金沢百番街店
③うつのみや金沢小立野店
④うつのみや金沢工大前店
⑤うつのみや野々市上林店
⑥うつのみや小松城南店
以上