うつのみや大賞
2019年度ノミネート作品
前漢時代の中国。かつて国の祭祀を担った名家、観一族は、春の祭儀を準備していた。その折、当主の妹が何者かに殺されてしまう。しかも現場に通じる道には人の目があったというのに、その犯人はどこかに消えてしまったのだ。古礼の見聞を深めるため観家に滞在していた豪族の娘、於陵葵は、その才気で解決に挑む。連続する事件と、四年前の前当主一家惨殺との関係は?漢籍から宗教学まで、あらゆる知識を駆使した推理合戦の果てに少女は悲劇の全貌を見出す―気鋭の中国人作家が読者に挑戦する華文本格ミステリ。
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【うつのみや大賞2019ノミネート作品】元年春之祭
著者 | 陸秋槎/著 稲村文吾/訳 |
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出版社 | 早川書房 |
出版年月 | 2018年9月 |
ISBNコード | 978-4-15-001935-8 |
税込価格 | 1,650円 |